1947年の創業以来、当社はワイヤー加工を手がけ、さまざまなネットコンベアーベルトを提供してきました。ネットコンベアーベルトは耐熱性、通気性、脱水性に優れるため、金属熱処理、乾燥、洗浄、冷却、運搬などの生産工程をはじめ幅広い分野で活用され、省力化・効率化に大きく役立っています。平織は金網の中で最も一般的な織り方で、縦線と横線が一定の間隔を保ち一本ずつ相互に交わっているものです。主に防虫網やザルに使われており、生活している中でもよく目にする金網です。さまざまな呼称がありメッシュやスクリーン、ゴーズワイヤーなどと呼ばれることもあります。材質はステンレス、亜鉛メッキ鉄線・鉄線・真鍮などあります。ステンレスの場合一般的に1000幅・1220幅・1525幅などがあります。真鍮や亜鉛メッキ鉄線などは910幅が多いです。線径は太くなる程強度が増し、目の数が多いほど線径が細くなります。長さは基本的に1本=30Mですが、寸法カットも出来ますのでお申し付けください。
製品倉庫
製品を適正に保管しております。
製造ライン
被覆鉄線の被覆前ラインです。
コイラー
被覆鉄線の仕上がり工程です。
検査室
被覆鉄線の検査設備です。
溶接作業場
金網の溶接及び加工作業所です。
部材加工場
金網と組み合わせる部材を加工します。
溶接作業
金網メーカーならではの細かい作業が可能です。
金網織機
金網の製造から加工まで一貫生産をしております。
業界のトップ・ブランド「ハイロンワイヤー」
19世紀後半に登場した合成樹脂。産業界ではその応用分野の拡大が進められてきました。そして、ワイヤー加工の分野にも波及し、ワイヤーをコーティングすることで耐蝕性、耐久性をアップし、軽量化するというユニークな製品が誕生しました。その代表的なものがPVCコーティングワイヤーです。私たちはこの分野で、自社ブランド「ハイロンワイヤー」を開発し、業界トップブランドとして他社を圧倒する実績と信頼を誇っています。またユーザーとの共同で用途開発を積極的に進めコーティングワイヤーの可能性を追求。建築土木資料からステーショナリーまで広範囲な領域をカバーする製品をお届けしています。
あらゆる線径、豊富なカラーバリエーション
「ハイロンワイヤー」が他社製品を抑え、圧倒的シェアをもつ理由には、線径が内径で0.9mmから4.0mm、外径で1.2mmから5.0mmと幅広いこと。さらにはカラーバリエーションが豊富であることがあげられるでしょう。こうした特徴を創り出すために、私たちは素材に関するあらゆる研究を重ね、加工技術の高度化を積極的に進めてきました。また、生産ラインの合理化、自動化、省略化を図り、より綿密で難加工ができる柔軟な設備機器の開発にも着手、優れた加工技術と生産設備から高品質かつ高機能のコーティングワイヤーが次々と誕生しています。
さまざまな素材の特性を生かす万全の品質管理
私たちの製品は亜鉛引鉄線をはじめ、ナマシ鉄線、鉄線、など、さまざまな素材を生かして製品化されていきます。そのため生産工程で品質を創り込むことを大前提にしたラインの構築を進め、品質の高度化と均質化を果たしてきました。さらに各々の素材に関する品質の保持を図るため、最新鋭の検査技術を導入、耐候性試験機による合成樹脂の促進暴露試験をはじめ、金属材料引張試験機、巻付試験機、密着試験機などによる物理的な検査を実施しています。また、酸やアルカリなどに対する化学的なテストも行い、業界随一の品質管理体制を整えています。
半世紀の経験をもつ各種金網のトップメーカー
建材用から産業用まで、私たちはありとあらゆる分野で活躍する金網の開発・製造を手がけ、すでに半世紀にわたる実績をもつにいたっています。そして織金網、亀甲金網、クリンプ金網、フラットトップ金網、溶接金網、菱型金網、ネットコンベアー、エキスパンドメタル、パンチングメタルなど、あらゆる形状の製品を創出し、多品種少量のニーズにマッチした製品化を行っています。また、常に新技術の開発をめざし、規格品から特注品まで、高品質、高機能、高付加価値の金網の開発も進め、他社にはない特性や精度をもった製品を市場に供給しています。
幅広い製品を生む卓越した技術力
ステンレス線、亜鉛メッキ鉄線、塩ビ被覆鉄線、その他非鉄金属などの素材を生かして、常に新たな金網加工を実現してきた日之出金網。 私たちはこの分野において生産技術に大きな特徴を持っています。金網は文字通り「あみもの」であり、その編み方、織り方に独自のノウハウを必要とします。私たちは長年にわたって培ってきた金網に関する知識や技術をフルに発揮し、これまでにない特性をもった製品をつくり出してきました。また、私たちは業界に先駆けて、効率的な生産システムの構築をめざしてFA化を推進し、省力化、合理化された生産ラインを整えています。ますます多様化、高度化する市場のニーズ--。ここに卓越した創造力と技術力とで果敢にアプローチし、幅広い製品バリエーションをつくり出していきます。
顧客第一にあらゆる製品をつくり出します
金網のことならどのようなご要望や疑問にも応えること。私たちは金網のメーカーとして、ユーザーのニーズにきめ細かく応えることを率先して行ってきました。その結果、製品の広がりは業界でもトップの実績を誇り、他社では真似のできないものとなっています。複雑な形状のものや、難加工のもの、どれをとっても一流の製品を提供できる体制を整えてきました。さらに顧客第一主義の観点に立った製品づくりを進め、素材の基礎的研究にも精力的に取り組んでいます。そして、素材メーカーからもたらされる新素材の情報を詳細に分析し製品に反映。品質管理の面でもTQC的な視点からのトータルメリットの創出を図っています。
ユーザーのご要望をダイレクトに活かせる設計・加工一貫体制
私たちの技術はワイヤー加工や金網製造に向けられているばかりではありません。それらの技術を集約し、工業用バスケットや熱処理用治具、そして建築及び食品加工機部品など広範な領域を形成しています。しかもユーザーのご要望をダイレクトにつかむために、積極的な情報の収集・分析を展開し、果敢な提案活動を実施。ユーザーの求める機能性や独自性をカタチにするため、これまで培った技術を最大限に発揮し、設計から加工まで一貫してお客様のご要望を反映した製品づくりを行っています。
生産財から消費財まで、あらゆる加工製品のニーズに対応
今日、金網製品は建築用や工業用としてばかりではなく、AV機器などの音響効果を高めるためにも必要なものとなっています。現在、私たちの製品はこの分野でも圧倒的なシェアを占め、カーオーディオ等のスピーカーやスタジオ用のマイクなどにも採用されるほど高品質、高付加価値な製品となっています。また、ミクロン単位の精度が求められる特殊な金網トレーも開発しています。このトレーは製品の洗浄及び検査、移動、在庫管理に欠かせない治具となり、ユーザーの高信頼性を支える背景ともなっています。
積極的な提案活動を実施し、加工技術の集約化を図っています
お客様のご要望を的確にカタチにする方法や手段を見つけ出すこと。私たちの開発はここから始まります。したがって私たちは技術的な提案を大切にし、ユーザーの抱える問題点をともに考え、ともに解決するという ”問題解決型”の提案を重視しています。そのためプランニング段階から積極的に品質や機能を創り出すための打ち合わせを行います。また、加工技術においてもワイヤー加工や金網加工などの技術だけにとらわれることなく、プレス加工や溶接などの金属加工技術の集約化を図り、お客様の特別なご要望にも積極的に応えられる万全の体制を整えています。
Bタイプ ストッパー仕上げ
Bタイプ 逆返り仕上げ
Bタイプ チェーン付仕上げ
Hタイプ テフロン仕上げ
Hタイプ 耳立て仕上げ
溶接仕上げ
CONTACT
当社製品に関するお問い合わせ、資料請求などにつきましては、下記よりお気軽にお問い合わせください。
TEL:072-979-0221 / FAX:072-979-0653